令和7年度第1回ゆいまーるミーティングを日進市障害者福祉センター大会議室で開催しました。このミーティングは、尾張東部圏域成年後見制度利用促進計画に基づいた事業で、尾張東部圏域の行政が持ち回りで開催しているものです。今回の担当行政は長久手市と尾張旭市で、事務局は長久手市社会福祉協議会とあすライツが担いました。

 当日は尾張東部圏域の行政、日常生活自立支援事業担当者、生活困窮者自立支援事業担当者、そしてあすライツ職員が参加し、多様な地域連携ネットワークの形成、日常生活自立支援事業から成年後見制度へのスムーズな移行、地域共生社会の実現に向けた包括的な支援体制の構築を目的としたミーティングを行いました。

 今回のテーマは、「顔の見える関係づくり~横のつながりをもとう」。ミーティングの始めに「ゆいまーるミーティングの位置づけ」についての講義が行われ、その後は2つのグループに分かれて名刺交換をし、各市町の独自事業や特色ある取組み、そして事業を通して得た喜びや悩み、困りごとについて話し合いました。

 終了後のアンケートでは、「他市の先駆的な事業内容を知ることができて良かった」、「顔を見て実際にお話しできることで相手との関係が近く感じられた」、「生活困窮者自立支援事業の相談支援の実務を掘り下げた情報や思いが伺えて嬉しかった」などの回答が寄せられ、横の繋がりが持てたのではないかと思われます。

 参加した自分も、新規事業の立ち上げ時の苦労話など、現場の生の声を聴くことができてとても新鮮でした。今後も引き続きこのミーティングを開催し、顔の見える関係づくりを広めて連携を深め、権利擁護支援ネットワークの構築に寄与していきたいと思います。