令和6年7月10日(水)、長久手市保健センター会議室にて、行政・福祉関係者のための成年後見勉強会を開催いたしました。本研修は毎年7月頃に実施し、行政担当者や福祉関係者の方々に対して、地域における当センターの役割や業務等について実例を通して学んでいただく機会としています。昨年に引き続き今回もZoomによるハイブリット型で開催いたしました。
 開会に先立ち、開催地である長久手市役所福祉部福祉政策課長の水野真樹氏に開会の挨拶をいただきました。
 第一部では、当センター副センター長の當目より、センターの事業内容と成年後見制度の概要、活用方法について講義を行った後、専門相談員の瀧本より、センターが受けた相談事例を用いて申立の流れ、候補者のマッチング等について講義を行いました。
 また、第二部では市民後見人の活動状況報告と合わせて市民後見人の実際の活動の様子を撮影した動画を視聴していただきました。その後は現在、活動をしている市民後見人の久保田香さんにご登壇いただき、センター長の住田、専門相談員の石井の3名でのパネルトークを実施いたしました。
 参加者からは、動画や事例を用いての講義・活動中の市民後見人を招いてのパネルトークを実施したことで、より理解が深まったとのお声をいただきました。市民後見人の久保田さんのお人柄が表れた活動の様子をうかがうことができ、和やかな雰囲気の中、勉強会を終えることができました。
 本年も、具体的な事例を用いた講義に対してのご意見・ご要望を多くいただきました。来年度の研修内容に反映し、またより良い研修を開催できるよう努めて参ります。