令和5年6月9日(金)、日進市民会館小ホールにて、成年後見セミナーを開催しました。
開会に先立ち、日進市長近藤裕貴氏に開会のご挨拶をいただき、当センター副理事長中島正二からも挨拶をさせていただきました。
第1部では、社会人落語家の生島清身様に「天国からの手紙」を口演いただきました。落語の後は、相続や遺言について、そして任意後見制度についてご講演いただきました。
「相続・遺言」と「成年後見制度」に共通していることは、どちらも自分の「財産(権利)」をまもるための1つの手段であるということでした。落語のストーリーは我が事として捉えられ、自分自身の権利をまもることが自分らしさにも繋がるように感じました。そのうえで、尾張東部権利擁護支援センターは、尾張東部圏域の対象の方がゆたかに生きるために、皆様の権利をまもることが役目だと改めて認識することができました。
第2部では、城南法律事務所加藤淳也弁護士に、「~私らしく生きるために~成年後見制度の活用」と題して、ご講演いただきました。加藤淳也弁護士が後見人として携わった事例などを用いて、法定後見制度についてわかりやすくお話いただきました。参加者の方も実際の後見業務に深く聞きこまれていました。
来年度は東郷町で成年後見セミナーを開催する予定です。センターではこれからも地域の権利擁護の向上のために、成年後見制度に関するセミナーの開催や、権利擁護に関するご相談の対応、市民後見人の養成等活動してまいりますので、よろしくお願いいたします。